こんばんは。
朝から二回もカメムシを踏んだスタッフ鈴木です。
しかし！そんなことが気にならないほど
昨日のコンサートは素晴らしかったのです！
そんな、夢のようなコンサート、ご報告の始まり始まり♪
ちょっと長いけどよろしくね！
舞台美術はれんの重鎮、日常に潜むテロリスト、えっちゃん、こと、杉山悦子さん
この辺のいきさつも細かく説明したいところだが、今は割愛！
ドタバタで当日を迎えた野瀬栄進フリーコンサート。
無事に開幕。
しかしすでに力尽きている男がいた。
清田さん！大丈夫ですか！
盛り上がる子供たち
スタッフもやる気満々だ〜〜
15時すぎに開演。
司会を務めるえつこ。
昼間なのに「おばんです〜」と言ってそうなのはなぜか。
メンバー、一番手はもちろん荒木さん。
いつもより堂々と、美しい音色を奏でておりました。
野瀬さんとの共演。
よかったね！荒木さん！
大きな舞台で活躍している荒木さんを見れて嬉しいです。
さりげなく、自然な形でサポートする野瀬さん。誰もが惚れてしまいそうだ！
二番手、るろうにエルビス！
自前のコスチュームで華々しく登場！
お点前を披露！
かあ〜〜っこいい〜〜〜！！
彼女募集中ぅう！！
肝心の演奏も今までで一番素敵でした！
最初はノリが軽すぎて大丈夫かと思っていたるろうにエルビス、
最後にはちゃんとプレッシャーをバネにやりきりましたよ。
るろうにエルビス×三井庸子
二人とも信心深く教会によく行かれるそうで
「いつくしみ深い」を演奏。
みっちゃんの歌声に皆メロメロ。しかし、なぜサンタ？
いえ〜〜い
お次はY氏。
音楽好きの寡黙な彼はたくさんの詩を書いていました。
今日はその一つを勇気を出して朗読してくださいました！
ありがとう！
続いてYくんの朗読。
彼は朗読アプリを使って自分でよく朗読をしているそうで、
今回自作の詩を披露してくれました。なかなかにいい声〜
るろうにエルビス再び！
次はギターとハーモニカでボブ・ディランの「風に吹かれて」
後半、自分で日本語に訳した歌詞で歌っていましたが
それがまたいいんです。彼女募集中ぅうう！！！
とりを飾るのはみっちゃんの
「君は愛されるために生まれた」
韓国の牧師さんが作った歌だそうです。
人は皆愛される存在であることを、ただシンプルに歌った歌です。
これは障がい者の支援施設であるれんにはぴったりの曲でした。
前記事でも書いた通り、
れんに通所されるメンバーさんの中には辛いことを経験してきた方が少なくありません。
というより、ほとんどの方が辛い想いをしてきました。
だからどんな君でも
生まれてきてよかったんだよ、
というメッセージを込めて
この曲を最後にしました。
地球上では今も
「自分は生まれて来るべきではなかったのではないか」と
暗闇でどん底で、一人で悩んでいる人がたくさんいるのです。
誰かと普通に話して
他愛ないことで笑うことさえできない人が
現にたくさんいるわけです。
そんな人たちが救われる出来事は
きっとそんな大きなことではなく
例えば誰かに不意にかけられた言葉とか
あるいは音楽だったりするのだと思います。
事実私は、いつも聞こえて来る荒木さんのピアノに豊かな気持ちになったり
みっちゃんの掠れた歌声に嬉しくなったりしています。
なので、この日は
メンバーさんがたくさんの人の前で
自分を堂々と表現することができて本当によかったと思います。
こうして迎えた第一部の大団円。
早速飲食販売開始！と同時に行列！！
カリスマ（私がそう思っている）のパン屋さんがバーガーパンを担当した、
方さんとの夢の共演！
こ、こ、これが３００円！！
事実、三倍してもおかしくない・・・・
うますぎて昇天。
ちなみにみのりパンは南丹市、京丹波の道の駅なんかで売っております。
あっ！清田さん生きてた！
謎の天才少年現る！自作の絵を持参。
なんと・・・
私と同じ幼稚園出身でした!!!!（吹田市）
どうでも良すぎてごめんなさい！
遠いところから来てくれてありがとう！
所長登場。
意外とグラマラス！！
何かに群がる子供たち。
お前ら、可愛すぎやろ〜〜〜
さてさて、
そうこうしている間に
第二部開幕！！！
第二部は野瀬栄進さんと武石聡さんのユニット『THE GATE』
なんかもう、二人が舞台に上がっただけで空気が違う！
ニューヨーカー、プロのジャズメンの真剣勝負！
寸分の狂いもなく応える武石さん。
なんというか、
緊張とおおらかさの入り混じった不思議な空間でした。
子供ら全然見てないし！
いい顔！
『THE GATE』は今年で結成１０年になるらしく、
その日本ツアーの合間に寄ってくださいました。
お二人は息ぴったりの域を超えて、まるで一つの楽器のように
完璧で、
でもちょっと絶妙にずれていて
それがまた完璧なんだけど
あえてそれをちょっとずらす、みたいな
かゆいところをわざとずらして掻かれているような
そんな感じ？
でも最後はちゃんと痒いところ掻いてくれる！！みたいな
すいません、わかりにくい表現で・・・
これが私の精一杯です。
さてさて、今回コンサートを終えて
思うことがたくさんありました。
このコンサートは、れんを体現しているようでした。
この有名な一流のジャズを無料で
しかも、普通ライブなら敬遠される子供たちに
最前列に席を用意しました。
子供たちは誰に叱られることもなく実にのびのびと
音楽を聞いてないように見えて
音楽と共存しているその姿がとても自然で
それはまるで楽園のようでした。
途中、舞台に上がる子もいて、ちょっとヒヤヒヤしたけど
武石さんは「ぜ〜んぜん大丈夫ですよ〜」と柔らかな笑顔。
器のでかさが違う！
もしも、このコンサートホールが「社会」だとすれば
最初から「OK」をもらっている社会は
どんなに楽しいだろうと
思わずにはいられません。
人間、規則があると
ついつい守っちゃいますからね。
れんは絶妙な秩序で保たれているのです。
退屈が嫌いな方にれんはうってつけです。
機会があれば遊びに来てね♪
お越しいただいた皆さま、
THE GATEのお二人、
出演者の方々
飲食出店に携わってくれた方々
衣装の貸し出しやご協力いただいた方々
ガレリアの皆さま
スタッフ一同
メンバー一同
子どもたち
本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
